寒さもだんだん弱まり春の訪れを感じるようになりました。
皆さんいかがお過ごしですか?
3月は別れの季節でもあり、冬から春へと移り変わる季節でもあります。
そんな3月の祝日といえば春分の日。
皆さんどんな祝日なのかご存知ですか?
名前だけは知っていても意外とよく知らない方も多いかもしれませんね。
「自然をたたえ、生物を慈しむ日」と定められています。
確かに3月下旬は新緑が芽吹き始める時期ですよね。
春分の日の行事としてはお彼岸のお墓参りが有名です。
これは春分の日を中日とした前後7日間に、ご先祖様の供養を行うというものです。
お彼岸に欠かせないのが、もち米を甘いあんこで包んだ「ぼたもち」です。
お墓や御仏前にお供えした後に、みんなでおいしく頂きます。
ぼたもちは「おはぎ」とも言いますが、春のお彼岸に食べるのは「ぼたもち」。
これは春に咲く花「牡丹」を見立てた為、秋に食べるもちは「はぎ」に見立てているので
「おはぎ」と呼ばれます。ただし、この説に異説もあり「こしあん」だと「ぼたもち」、
「つぶあん」だと「おはぎ」という説も。
お寺や神社などでもゆっくりと桜の開花が始まっています。
春分の日はご先祖様への感謝と共に、生物と自然を慈しみながら、
きれいなお花をお供えしたり、花を見ながら和菓子をいただいて
春の訪れを感じてはいかがでしょうか?