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京の風習

2015.08.27

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今年は格別に残暑が厳しく続いておりますが、いかがお過ごしですか?

夏に鱧を使った料理を食べるのが、京都の風物詩です。

ちなみに、この鱧が食べられる時期と祇園祭の時期が重なることから

祇園祭を別名『鱧祭り』と言われています。



鱧は小骨も多い魚で調理も大変なのですが、

なぜ京都で多く食されたかと言うと...

その昔、海が近くにない京都では遠方より魚が持ち込まれました。

夏場になると多くの魚は道中で死んでしまったのですが、

生命力強い鱧は、夏場でも生きたまま持ち込まれた事から

京都の料理人に重宝され好んで調理されるようになり、

京の文化に欠かせないものになりました。

皆さん夏を感じられる京都に足を運んでみてはいかがでしょうか?



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