Holy Valentine

2月と言えば「バレンタインデー」。

誰もがこの時期を、そわそわして過ごしているのではないでしょうか?

日本では、女性が意中の男性にチョコレートを贈る日ではあるのですが、

これは昭和の始めに、ある企業が商業目的で宣伝したのが始まりで、

それが1970年代に今の形で広まったのです。




海外では、恋人達が一緒に過ごす日として、

男性が女性に贈り物をするのが一般的で、贈り物は何でもいいようですね。

つまり、世界的に「Valentine Day」は、クリスマス以上に「恋人達の日」なのです。


バレンタインはもともと、キリスト教の「ヴァレンタイン司祭」の名前です。

三世紀頃のローマでは、兵士が命をかけて戦う妨げになると考え、時の皇帝が、

若者の結婚を禁じたのですか、ヴァレンタインは、そんな若者達を哀れに思い、

密かに結婚させていましたが、いつの日か、それが皇帝に知れわたり、

ヴァレンタインは死刑されてしまうのです。

その処刑の日が、現在の2月14日とされています。

その後、ヴァレンタイン司祭は「恋人の守護神」として祭られるようになり、

その命日を「聖バレンタインデー」と呼ぶようになったそうです。



日本と海外では、少し意味合いの違うバレンタインデー。

また、フィンランドでは「友達の日」とも言われ、

イタリアでは、バレンタインデーに結婚すると縁起が良いとされています。

形は違っても、人が人を想うココロは万国共通ですね。

そんな2月14日、世界中が聖バレンタインの想いであふれますように。



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